スタッフブログ/三協だより
Staff Blog/Sankyo news
自由に書いたら素敵やんpart2 by高尾
突然ですが…最近泣いてますか?
某TVで、『ストレス発散に最も効果があるのは感動して泣くこと』
と誰かが言っていました。
※効果があるのは『感動の涙』だけらしい
年齢を重ねるごとに涙腺が緩んできているのは確かですが、
人前で涙を流すのはやはり恥ずかしいという感覚が有り、
<我慢する>ということがしばしば…。
そんな私ですが、先日大勢の前でやらかしてしまいました。
私にはもうすぐ6歳になる長女と3歳になる長男の2人のこどもが
居るのですが…それは長女の幼稚園最後の運動会でのこと。
長女が通う某幼稚園は地元では人気が有り、マンモス校で有名で
児童数≒600人ほど在籍しています。そんなこんなで、運動会は
京セラドームを貸し切って開催されます。
年少~年中~年長と今年で3度目の運動会。
年少の時は、わが子の成長に感動を覚え少し涙ぐむ場面が有りましたが、
涙を流すほどでもなく、年中の時は感動があまり無かったというのが本音。
年長である今年は、9時30分~15時30分まで拘束されることに少し苦痛を
感じながらも重い腰を上げて出陣して参りました。
【長女の参加競技】
①障害物競走 ②マーチング(楽器演奏) ③親子ダンス
④綱引き ⑤クラス対抗リレー ⑥組み体操
行きの車中で長女が…『パパ泣くんちゃう?』と
言ってきたので、『泣くか!』と罵ってやりました。
いざ始まると、①~⑤の競技は泣くどころか、何かと
どんくさい娘にハラハラドキドキさせられる始末。
とは言うものの、年少組が走ったり踊ったりしているのを見ていると、
2年前の娘を思い出し感慨深い気持ちにもりましたが…。
時間はあっという間に過ぎていき…いよいよ組み体操が始まる。
まだ発育途上にある児童には過酷な体勢の連続で、形が崩れたり、
歪んでいたり。先生方が所狭しとフォローに走り回る。
『長女は…』と目をやると、誰に似たのかやっぱり周囲と同じような状況に。
しかし、周りの友人と協力して不器用ながらに次々とこなしていく。
2人組⇒3人組⇒6人組と徐々に難易度が高まっていくその時…
それまで技の名称を伝える先生の声と笛の音、そして技を決める度に
『やあっ!!』という掛け声を出す児童の声しか響いていなかった会場に
『友~旅立ちの時~(ゆず)』
の歌が…。
ふと私の中で…
幼いながらに…
不器用ながらに一生懸命
取り組む姿勢と何度失敗
しても諦めない気持ちの
強さ、助け合いの精神、
何よりも成長したという
喜びと寂しさが入り混じり、
突然涙が流れ出す。
ゆずの歌とともに、6人組のピラミッドが完成。
そこから、また様々な技を披露しながらラストは、年長全児童による
『太陽』という技で全員が1つになり組み体操は終わりを迎える。
終了後、大きな拍手をプレゼントすると同時に高速で涙を拭いさる。
辺りを見回すと何名かの親御さんも泣いていたので一安心。
(ドライアイの異名を持つ嫁は泣いていなかった)
帰宅途中に自分の心が非常に穏やかで有ることに気付き、冒頭に説明した
ストレス解消法の話は本当だなと改めて実感。
ストレス貯金されてる方は是非感動して泣くことをお勧めしますよ!
(Y本君におススメします)
さて、今週末は好きな映画でも見て泣くとするか…。
[追記]
帰宅後、長女が撮影していたビデオカメラを再生するように言って
きたので再生してみると…組み体操の後半部分は…
私の鼻をすする音と<手振れ防止機能>が全く機能していない
グワングワンに揺れた気色の悪い映像が再生されたのだった…。
※感動し過ぎには注意しましょう