スタッフブログ/三協だより
Staff Blog/Sankyo news
『映像作品に物申す!!』 ~ 常務 ver. ~
どーも。
常務です。
私が紹介するのは、北海道テレビ放送(HTB)で制作された深夜のバラエティ番組『水曜どうでしょう』です。
知る人ぞ知るモンスター番組です。
この番組は、鈴井、大泉の出演者2名と、藤村、嬉野のディレクター兼カメラマン2名の計4名で、様々な企画を行う番組です。
但し、様々な企画と言ってもその大半は『無謀な旅』を撮影し、放送するというスタイル。
放送開始当時(1996年)はかなり斬新な番組だったと思います。
少しだけ企画紹介を、
「サイコロの旅シリーズ」
明治のサイコロキャラメルの空箱を振って出た目の通り行動し、ゴール北海道を目指す旅。次の目的地や移動手段は、その場所でディレクターが各種交通機関を調べて決める。はたして何日で帰れるか?が当初の目的だったように思う。
博多からハウステンボスまで特急で行き、到着8分後こんどは鹿児島へ、鹿児島からは寝台特急で岡山に行き、その後すぐに淡路島へ、そして高速バスで徳島、そこから特急でまた岡山、そして岡山から深夜バスで東京へ…
みたいな事が延々と行われます。
〇〇で一泊とかの目を出さない限りひたすら移動し続けるルール。
この企画の名物は「深夜バス」。
深夜バスはかなりキツイようです。
全6シリーズぐらいあったかと思います。
(サイコロの旅3 http://www.youtube.com/watch?v=v4nuX7qU5xw)
「激闘!西表島」
個人的には、この企画の第7~8夜「夜釣りよ今夜もありがとう」が、水曜どうでしょう最高傑作と思う。
水曜どうでしょうがどういう番組か?はコレを見れば理解出来ます。
しこたま酒を飲み、夜中から釣りに出かける。
当然、全員眠い。
そこにロビンソン(現地ガイドのじいさん)が現れ、「だめだよ照明つけたら、魚逃げちゃうよ」と怒られる。
そこで、照明をオフにして収録を続ける。
当然、画面は真っ暗(ヒット時以外は真っ暗な画面で番組が進行した)。
全員疲労困憊で、椅子も用意されていない状況から寝釣りというスタイルを考案する。
そのうち本当に寝てしまい「マジ寝釣り」という技が生まれる。
その変則技として、竿ではなく懐中電灯を握るという荒技「寝ぼけ釣り」も生まれた。
(激闘!西表島第7夜 http://www.youtube.com/watch?v=XF27NxVF-kk)
現在は、不定期(2年に1度程度)で新シリーズが放送されています。
大阪では再放送が終わってしまったので、過去の物はYou Tubeで見る事が出来ます。
ぼーっと見ているだけで癒されます。
是非、一度ご覧あれ。。