スタッフブログ/三協だより
Staff Blog/Sankyo news

2013.12.02
スタッフブログ

ありがとう。浜村淳ではありません。。The Final ~ case of 岩田 ~

ありがとう~ ありがとう~ らららんらんらららぁ~ ♪ ありがと~

ども。ばね太郎にありがとうと言われた、従業員の皆様のウチの一人イワタです。

先日、車中で・・・

嫁   「すこしぐらい家事したら(怒り口調)」

イワタ 「無理だ!俺はバネを作る以外は何もできねぇんだ」

嫁   「意味わからんし」

イワタ 「俺だって自覚してるよ100点満点の旦那じゃないって」

「まぁでも、ええとこ95点はあるっしょ?」

イワタの自己採点を聞いた嫁が、0.2秒後に一刀両断の一言

 

嫁   「いいや、0.5点やで!!!!

 

まさかの低評価アゲインにビックリした次第です。

とは言え一番に感謝するのはこんなイワタを支えてくれる家族でして。昭和生まれのイワタが「ありがとう」って、言うのは「てやんでぇバカヤロー」ってなる所ですがこんな機会はなかなか無いので感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ありがとう。浜村淳ではありません。。を締めくくる“ありがとうの旅in熊本”が幕をあけるのです。

 

去る10月20日、この日からイワタの嫁が里帰り出産をするって事で、家事の全く出来ない(しない)イワタを気づかいつつ
嫁 「心配やわ、ホンマに大丈夫?」

イワタ 「ほな、大阪で産んだら」

嫁 「それは、ムリ!」

と、言い残し愛犬と共に熊本へ旅立つのでした。

そんなこんなで大阪にとり残されたイワタの一人暮らしが、始まるのでした。

イワタの命を繋ぐ冷凍&レトルト食品たち。

 

 

 

 

 

2週間が過ぎ、食料が減った頃に冷凍食品達が熊本より到着。

 

常々、「バネを作る事以外は出来ない」が口癖のイワタにとって文明の力が産んだレトルト、冷凍食品&餃子の王将服部店のギョーザ弁当が有れば家事なんて出来なくたってなんくるないさ

 

 

 

 

 

しかし予想外の事態が!
き、着る服が無い!!
ついにXデーが、やって来てしまった。そこでイワタは金にものを言わす作戦を思いつくのでした。そう、コインランドリーに行けば全てが解決する。

そう考えたイワタは洗濯物を持っていざコインランドリーへ700円もの大金を惜しげも無く投入し、スタートボタンON!これで全て丸く収まるハズが・・・。
乾燥終了後、回収中のイワタに妙な胸騒ぎが
イワタ心の声
(なんか湿ってねぇ )
(いや、700円もつぎ込んだんだ、そんな事は無い!)
(そもそも博士クラスのやつらが研究を重ね完璧な時間と料金を設定してるハズ)
と、心の中でブツブツとつぶやいていたらイワタの目に衝撃の事実が!!
Tシャツに、明らか濡れてる跡を発見。
そう、ウスウス気づいていたさ。最初の(湿ってねえ )らへんでさ。だけど、受け入れるには心の準備ってのも必要なのさ。700円払って1時間待ってドヤ顔で回収しに行った結果が、半乾きって・・・。イワタはどうせ道化(ピエロ)なのさ。
と、心の声に耳を傾けながら夜な夜なベランダに干しながらコインランドリー引退を星空に誓うのでありました。

さらに、事件が!!
コインランドリーに別れを告げたイワタは自ら洗濯機で洗濯をし洗濯物を干そうとベランダに出た瞬間
“ポツ、ポツ”まさかの雨
(ク、ク、ク、クソォッ~!!)
(なんで雨やねん!空までもイワタを邪魔するのか )

と、嘆きながらもある事に気がつく。
(雨降った時って洗濯物ってどーしたらええねや?)
①クシャクシャのまま放置して晴れるのを待つ
②そのまま雨を無視して干す

二つの選択肢で悩んだ結果、どうせ濡れてるし干せばいつかは乾くって事で干す事に決定し窮地を脱する事に成功するのであったのです。
日々の生活に四苦八苦しながら熊本に旅立った嫁からの連絡を待つのでありました。
そして、11月20日 “ありがとうの旅in熊本” 運命の一日が幕をあけるのでありました。
11月20日17時30分

嫁から今から病院行くから来れたら来てと連絡があり、慌てて会社を出る。

18時50分

伊丹空港に到着。まぁすぐには産まれんやろから熊本に着いてから晩飯食べるべく熊本ラーメンを検索。

 

 

 

 

 

 

19時25分

空路、熊本へ出発。空腹に耐え切れず、サンドイッチを完食。

 

 

 

 

20時30分

運命の地、熊本上陸。くまもんゴリ押しバスに乗車、一路熊本市内へ。

 

21時30分

交通センターなる未開の地で、くまもんバス下車。センターと名乗ってる割に閑散としまくってて軽く路頭に迷う。そして、携帯で病院の場所を検索。徒歩にて移動開始。

 

 

 

 

 

 

21時50分

病院の手前の角を曲がってイワタの目に驚きの光景が!!思わずイワタが一言「城や!!」と、言ってしまうぐらい建造物が。熊本では有名な病院らしく、ちなみに総合病院じゃないって言うからビックリです。

 

 

22時00分

会社を出て4時間30分、病室にようやく到着。 病室に入室。

イワタ 「どないやぁ~?」

嫁 「いたぁ~~~い、いたぁ~~い、うぅ~」

この時点でただななる雰囲気を察知。すでに嫁と会話できる状態になく、おろおろしても仕方ないのでビデオカメラの準備をしながら、あることにイワタが気づく。

(やべ。この状況で飯食ってないって言えねぇ)

(ましてや熊本ラーメン食べに行きたいとは口が裂けても言えない・・・)

そんな事とを考えてるうちに助産師が慌ただしく動き出す。そして、病室の外で待つように言われ退室。

分娩中の札がかけられ、ここで初めて病室で分娩することを知る。

 

22時30分

助産師に言われ病室に。そこはまさしく母親が命を懸けて出産している姿が。当然、初めての経験のイワタは自体が飲み込めず嫁の横に立ちながらビデオカメラで撮影しようとしたその時。

 

22時38分

ついに、この瞬間が

助産師 「赤ちゃん、産まれましたよ」

赤ちゃん 「おぎゃー、おぎゃー」

イワタ家に待望の長女誕生!!

 

 

「産まれるってなってからが長いで」と、言われていたので思いのほか、早く産まれてビックリし感動することも出来なかったですが、とにかく元気に産まれてきてくれて良かったです。

色々、検査等をしてから入院する病室に移動することに。なんと、この日は病院の新記録となる21人もの赤ちゃんが産まれたらしく、超忙しそうに走りまわる助産師たち。そんなこんなで病室に移動したのは午前3時。

 

外見同様、中身もホテルのような豪華なつくり。

 

 

 

 

 

 

そこから嫁の実家へ帰宅、ここで本題の“ありがとうの旅”であることを思い出す。

当たり前の話ですが一番にありがとうを言わなければならないのは、0.5点なイワタについてきてくれてる嫁でして。

あらためて面と向かって言うのも照れちゃうので、今回はメールにて伝えることに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールにもありましたが結婚して9年の月日がたちましたが、これがイワタ夫婦の時間のかかりかただったと思っております。もちろん二人で過ごした時間は楽しかったです。途中から犬が加わり二人と一匹の生活になり充実はしてたのですが、子供ができないことで、つらい思いもした事がありました。

ですが、今こうしてイワタの腕の中に我が子を抱くことができて全てが報われたかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで支えてくれた両親や家族、友人に感謝です。そして今回、立会うにあたり快く送り出してくれた三協スプリングの皆様にも感謝感謝です。

 

 

新たな命が産声をあげ

未熟な父親と母親が誕生し

小さな家族の絆が芽生え成長をはじめましたとさ

めでたしめでたし

 

ありがとう。浜村淳ではありません。。The end

 

 

 

P.S.新幹線で大阪へ、駅のホームで一人寂しく唐揚げ弁当を食べて帰宅の途へ。熊本ラーメンはいつ食べれるやら。。。