~やってみたかったこと、やってみました 日記 final(2/3話)~『24時間いくらの旅 feat.アムロ.レイ』

仕方ない…

歩き始めた。

しかし、何せ「はちきょう名物 つっこ飯」を完全にロックオンしていた

ため、その他の情報がまったく無い。

例えるなら、

GPSが故障した車の様な…

アドレス帳を全消去した携帯の様な…

メインカメラがやられたMSの様な…

そんな状況である。

 

 

ふらふらと歩いていると

「 まあ、初日やから…」

危険である。立地と写真で判断は危険である。

一見の場合、勘とプロファイリングしなければいけない。

しかし、情報を持たず、ショックと疲れで混乱していた私にはなす

すべが無かった。

 

暖簾をくぐり、

「すいませーん」

「…」

カウンターに客3名、テーブルに客2名、店員0名

(なんだ…ここは…?)

帰りかけると客の一人が「お客さんだよ~」

「(奥から)は~い」

親父とその嫁とみられる40~50前後の夫婦が厨房より現れた。

コマンドに「逃げる」を持たない俺は促されるがままに席につき

まずビールを

続いて、うに、いくら、鮭の3つを使用した「三色丼」を注文した。

それにしても騒々しい店である。

カウンターの1人と店の夫婦はロックミュージシャン並みの絶叫に近い。

そして親父はビールを、嫁は日本酒を…

最早、三色丼の味は絶望的であった。

 

待つ事5分

「おまち~」

 

一口ぱくり。

うん?ウニ…まあまあ美味い。

疲れているからか?

いくら…まあまあ美味い。

そして、鮭…う~ん。これはイラン。

とい訳で、三色丼の上部(ウニ・いくら)を食し早々と店をあとにした。

流石に北海道、ネタはかろうじて良かった。

 

早々にホテルに帰り明日に備える事とした。

(明日は失敗しないぞ)っと…

 

 

 

←帰りにコンビニで買った北海道限定の飲物

コーラの3倍のカフェインを有する飲物だそうです

 

 

 

 

 

 

 

2日目

チェックアウトを済まし、札幌市中央卸売市場の場外市場へ。

宿泊先のホテルスタッフお奨めの「北のグルメ亭」へ行くこととする。

ディスプレイのオーラがビンビンきてます!

これは間違いない!!

食べくらべ丼とお店推奨のしまほっけ焼を注文。

 

待つ事10分…

 

 

うぉーおおおおっ!!赤い彗星だぁぁ!!

左は鮭醤油、右は利尻昆布だし

 

写真表面のいくらが3層程度までギッシリ詰まっていて

臭みが無く濃厚で味わい深い!

美味い!!完璧!!

これこそ北海道!!

そしてこれ↓

大物だ!シャアか?シャア以上のNTみたいだ

写真では分かりづらいが…デカイ!

とにかくデカイ!!

そして…美味い!!

 

大満足の朝食であった。。。

 

 

(3/3話へ続く)

 

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